野辺山のコナシ | (2000. 6. 6) | 花を訪ねて目次へ |
八ヶ岳山麓の野辺山へ、ズミ(コナシ)の花を見に行きました。 ちょうど満開の時期でしたので、どちらに目を向けてもズミ、ズミ、ズミ ・ ・ ・ ・ ・ と 野辺山はズミの花で白く覆われていました。 ズミの木の下に行きますと、ほのかな甘い香りが漂っていて、 白い花と甘い香りは、桃源郷にいるような錯覚を起こさせます。 |
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ズミの蕾は濃い赤で、開き始めるとピンクに変わり、花は真っ白になります。 花の形と大きさは、リンゴや梨によく似ていますが、蕾が濃い赤なのは両者と違います。 リンゴの蕾は薄いピンクで、花は白になり、梨は蕾も花も真っ白です。 今回野辺山を訪れた目的にクリンソウの花もありました。 クリンソウは、サクラソウの仲間でサクラソウよりも濃いピンク色の花を咲かせ、 葉も花も大きく、すごく派手な花ですが好きな花の一つです。 花が段々に咲き、五重の塔の九輪に似ている事から九輪草と名が付いたそうです。 |
他に、ニリンソウや日本サクラソウも群生して綺麗に咲いていました。 ニリンソウは、1枚の葉の元から2輪の花が咲くので、ニリンソウの名前が付いています。 |
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野辺山電波観測所の隣に矢出川公園があって、 自然を保ちながら高原の植物を保護してあるので、 高原の植物を身近に観察する事が出来ました。 私の好きな大きなシダも有り、色とりどりのレンゲツツジも満開でした。 上写真のクリンソウ、ニリンソウ、日本サクラソウも 矢出川公園で撮影したものです。 |
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